GCC

2013年8月19日 カバレッジ
に自分が書いたカバレッジをアップして貰いました

http://gccmtg.jp/result

まだまだ至らぬ点ばかりですが、楽しんで

頂ければ幸いです。


第2回戦でアオキに敗れたが、その後3連勝によりスイスラウンド1位通過のサイダとエンドウ、イチカワと2つのナヤミッドレンジを倒してこの席についたキヨナガの対戦。2人ともPWPにより既に2BYEを所持しているため商品のスプリット等は行われず対戦が始まった。

Game 1

先手はキヨナガ。両者7枚でキープ。3ターン連続で《踏みならされる地》を置くのみで動きのないキヨナガに対し、サイダはマナクリチャー連打からの3ターン目《スラーグ牙》ライフを25とする。キヨナガも《ボロスの反抗者》をキャストするが、返すターンにサイダの《悪鬼の狩人》に狩られ、
サイダの攻撃によりライフは13まで落ち込む。キヨナガはサイダの《スラーグ牙》が寝ている隙に
《地獄乗り》を送りこむがサイダのライフはまだ21と遠い。サイダは次のターンにも《スラーグ牙》をキャストし、《地獄乗り》2枚目《ラクドスの哄笑者》とブローカーを並べるキヨナガを総攻撃により投了に追い込んだ。

キヨナガ ショウ 0-1サイダ トシヒロ

Game 2

先手はキヨナガ。キヨナガは即キープに対し、サイダは少考後キープ。
先手キヨナガは《ラクドスの哄笑者》《炎樹族の使者》3ターン目《炎樹族の使者》→《ドムリ・ラーデ》と展開、これに対しキヨナガのエンドに《忌まわしい回収》を打ってみるも回収できたのは《修復の天使》といまいちかみ合わない。サイダがキャストした唯一のブロッカーである《アヴァシンの巡礼者》を《ドムリ・ラーデ》の《格闘》により除去され、
《地獄乗り》に率いられた赤い軍勢がレッドゾーンを占拠した。

キヨナガ ショウ 1-1 サイダ トシヒロ

Game 3

先手はサイダ。両者7枚でキープ。土地を置くのみで動きのないキヨナガに対してサイダは《アヴァシンの巡礼者》から4ターン目《スラーグ牙》をプレイ。これには《頭蓋割り》でライフの回復を防ぐ。4ターン目も《火柱》を《アヴァシンの巡礼者》に打ち込むのみでキヨナガはエンド、5ターン目キヨナガは《炎樹族の使者》→《雷口のヘルカイト》とサイダのライフを削るが、サイダは《スラーグ牙》を《修復の天使》で《明滅》させライフとクロックを増やす。キヨナガも《雷口のヘルカイト》で攻撃を行った後、2枚目の《雷口のヘルカイト》をブロッカーに立たせた耐えようとするが、舞い降りた《修復の天使》の前に素早くカードを片付けた。

キヨナガ ショウ 1-2 サイダ トシヒロ


GPT北九州inファミコン君2号店優勝はサイダ トシヒロ
準決勝のフューチャーマッチは第1回戦目にエンドウ リョウタに敗北したがその後連勝を重ね、
第五回戦にIDを選択しトップ8に残ったイチカワと静岡からきたキヨナガの対戦
デッキはキヨナガがグルールアグロ、イチカワがナヤミッドレンジとなっている。

Game 1

ダイスロールの結果、先手はキヨナガ。ワンマリガン後の手札を少考後キープ
対するイチカワは7枚でキープ。
後手2ターン目イチカワの《復活の声》をキヨナガが《火柱》する立ち上がり、
イチカワは《ロクソドンの強打者》キヨナガは《ボロスの反抗者》をキャストする。イチカワは《ロクソドンの強打者》で攻撃後、4マナフルオープンでターンを返す。これに対しキヨナガは少考後《ボロスの反抗者》で攻撃、イチカワがライフで受けることを伝えると《ゴーア族の暴行者》を《湧血》させこのターン8点のダメージを与える。だが5ターン目にイチカワは《雷口のヘルカイト》をキャスト。《ロクソドンの強打者》と共に攻撃を行い、ライフはキヨナガ7,イチカワ13となる。これに対しキヨナガは《ゴーア族の暴行者》をキャスト。地上の守りを固める。イチカワは構わず2体で攻撃《ロクソドンの強打者》を《ボロスの反抗者》でブロックしイチカワにダメージを与えるが、イチカワがキャストしたのは《スラーグ牙》ライフを安全圏の14へ引き上げる。一応次のドローを確認しキヨナガ投了。

キヨナガ ショウ 0-1 イチカワ タカヨシ

先手はキヨナガ。両者7枚でキープ。
キヨナガの《ラクドスの哄笑者》《解鎖》を後手イチカワが《踏みならせれる地》ショックインから
《火柱》で除去する立ち上がり。
キヨナガは《火打ち蹄の猪》イチカワは《アヴァシンの巡礼者》《東屋のエルフ》で応える。《火打ち蹄の猪》で攻撃を行った後キヨナガは《ラクドスの哄笑者》を《解鎖》でプレイ。《ミジウム迫撃砲》で《アヴァシンの巡礼者》を除去5マナ圏への到達を妨害する。イチカワは《ボロスの反抗者》をキャスト。
《火柱》を使用し、再び《ラクドスの哄笑者》を除去する。
キヨナガはイチカワがフルタップなのを確認すると《火打ち蹄の猪》を攻撃に送り出す。イチカワは《ボロスの反抗者》との相討ちを嫌いこれをスルーライフが12に戦闘後キヨナガは《ボロスの反抗者》をキャスト。イチカワは《踏みならされる地》ショックインから《スラーグ牙》をプレイライフを15まで回復する
構わずキヨナガは2体で攻撃《スラーグ牙》が《火打ち蹄の猪》をブロック、
《ボロスの反抗者》はスルー。キヨナガは《火打ち蹄の猪》に《ゴーア族の暴行者》を《湧血》で使用し《スラーグ牙》を一方的に打ち取る。この戦闘によりイチカワのライフは8。この後後続のないイチカワを2枚目の《ゴーア族の暴行者》の《湧血》がキヨナガを勝利へと導いた。

キヨナガ ショウ 1-1 イチカワ タカヨシ

イチカワ初の先手、両者7枚でキープ。イチカワは1ターン目《寺院の庭》から《アヴァシンの巡礼者》キヨナガも《ラクドスの哄笑者》《解鎖》とそれぞれのデッキらしい良いスタートを切るが突如ゲームは終わりを迎えた。イチカワが《ボロスの反抗者》キャストした次のターン《ラクドスの哄笑者》に《火山の力》がエンチャントされイチカワはこれにまったく触れることができない。《火山の力》の前には普段はクリーチャーでの戦闘に滅法強い《ボロスの反抗者》も《訓練されたアーモドン》状態となってしまった。イチカワが追加の《ボロスの反抗者》をキャストしフルタップとなったところにまたも《ゴーア族の暴行者》を《湧血》で使用され2回のギルドランドのショックインによりイチカワのライフは既に4,キヨナガは余った1マナで《火柱》を《アヴァシンの巡礼者》に使用し5マナ圏への到達を防ぐ。イチカワはドローすると手札の《高原の狩りの達人》2枚《雷口のヘルカイト》2枚を睨みつけることしかできなかった。

キヨナガ ショウ 2-1 イチカワ タカヨシ

準々決勝のフューチャーマッチは第3回戦にも登場したワシミとGP神戸2012トップ4のタケイシの一戦。果たして準決勝に駒を進めるのはどちらか。

Game 1

先手はタケイシ。両者オープニングハンドをキープ。タケイシが繰り出すマナクリーチャーを、後手ワシミが《火柱》《瞬唱の魔道士》フラッシュバック《火柱》で捌く展開。タケイシの5ターン目の《酸のスライム》も《雲散霧消》でカウンターし、静かに《瞬唱の魔道士》がレッドゾーンを駆け抜ける。
タケイシの次の一手《スラーグ牙》は許可され、ライフを回復する。
タケイシのエンドに《修復の天使》をキャストし、ワシミは空に活路を見出す。
タケイシの《修復の天使》キャストに対しては、ワシミは《修復の天使》キャスト《瞬唱の魔道士》を《明滅》させ《雲散霧消》でカウンターするが、フルタップとなってしまう。その返しにタケイシは《酸のスライム》をキャスト《神聖なる泉》を破壊する。ワシミは《修復の天使》二体で攻撃しエンド。タケイシは《スラーグ牙》《酸のスライム》で攻撃しエンド。ワシミも再び《修復の天使》二体で攻撃しエンド。タケイシも再び《スラーグ牙》《酸のスライム》で攻撃しエンドとするが。タケイシのエンドにワシミが《スフィンクスの啓示》をX2でプレイ、それにスタックして、タケイシが《修復の天使》をプレイ《スラーグ牙》を《明滅》させライフとクロックを増やす。ワシミはメインで《火柱》で《酸のスライム》を除去しただけでエンド。タケイシは全てのクリーチャーで攻撃し《変化+点火》で《スラーグ牙》を失うが。すぐさま《屈葬の儀式》で戦場に生還する。ワシミは《霊異種》をキャストし望みを繋ぐが。タケイシが《静穏の天使》をキャストすると。カードを片付けた。

ワシミ カズオ 0-1 タケイシ コウジ

Game 2

先手ワシミ。両者オープニングハンドをキープ。後手タケイシが2ターン目に《根囲い》をキャストした以外は土地を置くのみの序盤戦。
タケイシが5ターン目に土地が4枚の状態からメインで《忌まわしい回収》プレイに対しワシミは《雲散霧消》でカウンターするが、これはタケイシが一枚上手で5枚目の土地をセットランド。貴重なカウンターを使わせることに成功する。
次のターンも土地を置くだけのワシミに対して、タケイシは《酸のスライム》をキャスト。これが許可され、ワシミの《断崖の避難所》を破壊する。
《火柱》で《酸のスライム》を除去するが、タケイシは《酸のスライム》をおかわり。《氷河の城塞》を破壊する。ワシミは《ボーラスの占い師》をキャスト、
《先導者のらせん》を手札に.。タケイシがキャストした、《罪の収集者》によりワシミの手札が《先導者のらせん》2枚、《至高の評決》2枚、《中略》《変化+点火》から《変化+点火》を選択。さらにワシミの手札にあるカウンターが
《中略》であることを確認すると、《先導者のらせん》で除去された《酸のスライム》を《屈葬の儀式》で吊り上げ、ワシミの《断崖の避難所》を破壊しマナ差を広げていく。ワシミも返すターン《火柱》により《酸のスライム》を除去するもタケイシは再度《酸のスライム》をキャスト《神聖なる泉》を破壊する。
最終的にはワシミの唯一の白マナ発生源である《聖なる鋳造所》を《修復の天使》から《酸のスライム》を《明滅》したタケイシが準決勝に駒を進めた。

ワシミ カズオ 0-2 タケイシ コウジ

第4回戦のフューチャーマッチはPT名古屋2011準優勝やGP横浜2012トップ4など
輝かしい実績を持つカドオカとナカムラの対戦。両者とも既に1敗をのためこれ以上の敗北は許されない。負けられない戦いが始まる。

Game 1

ダイスロールを僅差で制し、中村が先手を獲得。両者オープニングハンドをキープ。デッキはナカムラがジャンクリアニメート、カドオカが2006年世界王者三原 槙仁が考案した4色リア二メートを使用している。
お互いにリア二メートらしくナカムラはマナクリーチャー連打からの《忌まわしい回収》と動けば、カドオカは《信仰なき物あさり》表、裏《忌まわしい回収》とお互いに墓地を肥やす展開。ナカムラが4ターン目にキャストした《情け知らずのガラク》がここから数ターンに渡ってカドオカを苦しめる。
お互いに入っているカードがほとんど一緒なためクリーチャーの戦闘などでは
《ガラク》に触れることができずナカムラの場にどんどんオオカミトークンが増えていく。一度は《冒涜の行動》によりナカムラのクリーチャーを一掃するが数ターンもするとナカムラの場は元通り。カドオカも《信仰なき物あさり》や《根囲い》等で山札を掘るも引いてくるのは土地ばかり。ついにナカムラの《情け知らずのガラク》が《ヴェールの呪いのガラク》に変身しその能力によって《静穏の天使》のサーチを確認すると、ジャッジに残り時間を確認しカドオカは次のゲームへと気持ちを切り替えた。


カドオカ トシユキ 0-1 ナカムラ ユウヤ


Game 2

先手はカドオカ。両者7枚でキープ。ナカムラの2ターン目のエンドに《忌まわしい回収》をキャストにより手札に《ボロスの反抗者》を回収し、3ターン目に《罪の収集者》をキャスト。それにスタックしてナカムラが《忌まわしい回収》をキャストし《修復の天使》を回収する。公開されたナカムラの手札は土地が4枚に《修復の天使》《酸のスライム》《静穏の天使》のハンドを確認する。
《ボロスの反抗者》プレイから次のターンカドオカは《殺戮遊戯》をプレイ。
4色リアニメイトにとって最もガンとなる《酸のスライム》を指定する。
その後お互いクリーチャーを並べあうが、再びカドオカが《殺戮遊戯》をプレイ
指定は《静穏の天使》ナカムラの《静穏の天使》によるループエンジンを破壊する。ナカムラも《屈葬の儀式》により《スラーグ牙》を使いまわしたり、《血統の切断》や《悪鬼の狩人》によって粘りを見せるが。カドオカの《オリヴィア・ヴォルダーレン》《静穏の天使》の軍勢の前にライフを守りきることは叶わなかった。

カドオカ トシユキ 1-1 ナカムラ ユウヤ

だが残念なことにこのカドオカが勝利したターンが延長ターンの最終5ターン目であったため。このマッチの勝者を決めるGame 3を行うことができず。両者痛み分けとなった。

カドオカ トシユキ 1-1-1 ナカムラ ユウヤ 

第3回戦のフューチャーマッチは1番卓からGP横浜2012において「涙の9位」となったワシミと2007年日本選手権4位、ファイナルズ2007 4位などの実績を持つナガシマとの対戦

Game 1

ダイスロールの結果、ワシミの先手。お互いにマリガンはなし。《神聖なる泉》タップインでゲームが始まった。ワシミが《アゾリウスの魔除け》を《ドロー》で使用した以外両者ともそれぞれ土地を置くのみで最初の3ターンが経過する。セットしている土地の色を見るに、ワシミはトリコカラー、ナガシマはジャンドカラーのデッキということがわかる。
4ターン目にワシミはフルタップで《思考を築く者、ジェイス》をプレイ。
+1を使用しナガシマに対応を迫る。これに対しナガシマも《オリヴィア・ヴォルダーレン》をキャストし対抗する。ワシミは《ジェイス》の《嘘か真か》を使用
《スフィンクスの掲示》《熟慮》《氷河の城塞》から後者2枚を選択。5マナフルオープンでターンを返す。ナガシマは《オリヴィア》で《ジェイス》を攻撃し
これを退場させた後、《魂の洞窟》《ビースト》指定からの《スラーグ牙》をプレイするが、これはエンドに《変化+天下》を《融合》でプレイされ除去される。
ワシミはメインで《熟慮》をキャスト。4マナ立たせエンド。《オリヴィア》で攻撃したのち、《原初の狩人、ガラク》プレイするがこれは《中略》でカウンター。ワシミは淡々と土地を置いてエンド。ワシミのライフを攻めいている《オリヴィア》も《瞬唱の魔道士》からの《アゾリウスの魔除け》でライブラリートップにおかれ、再キャストも《雲散霧消》でカウンターされ攻め手を失う。その後《地の封印》等のキャントリップを駆使しても通常ドローと合わせ土地ばかり引いてしまいワシミのハンド枚数を確認しナガシマは投了した。

ワシミ カズオ 1-0 ナガシマ マコト

Game 2

お互いに7枚のハンドをキープ。ファーストアクションは後手ワシミの《ボーラスの占い師》だがこれははずれ。返すナガシマは《草むした墓》アンタップイン後《ヴェールのリリアナ》の《悪魔の布告》で《占い師》を除去という序盤の攻防。
再び《ボーラスの占い師》をキャストし今度は《スフィンクスの啓示》を手に入れるがナガシマも後続が《高原の狩りの達人》《地下世界の人脈》と強く《リリアナ》の手札破壊と合わせワシミに楽をさせてくれない。
《地下世界の人脈》こそ《思考を築く者、ジェイス》の《嘘か真か》により手に入れた《忘却の輪》で対処し、これ以上アドバンテージが広がるのを阻止するが、
次に現れたのはジャンドミッドレンジ2人目のプレインズウォーカー《原初の狩人、ガラク》この《ガラク》も《先導者のらせん》と《点火》の二枚で対処するがとにかく《リリアナ》が《手札破壊》《悪魔の布告》と大活躍。ワシミも《スフィンクスの啓示》X3等で解答を探しに行くが、最後にはスタンダード、モダン、レガシーとフォーマットと問わず活躍する妖艶な黒魔術師の前に解答が見つかることはなかった。

ワシミ カズオ 1-1 ナガシマ マコト

Game 3

先手ワシミはワンマリガン後の6枚のハンドをキープ、後手ナガシマは7枚のハンドをキープ。ナガシマの《ラクドスの魔鍵》《地下世界の人脈》をそれぞれ《雲散霧消》《中略》でカウンターという序盤戦。
5ターン目ワシミは《思考を築く者、ジェイス》をプレイ《嘘か真か》を使用し
《断崖の避難所》《硫黄の滝》《スフィンクスの啓示》の3枚から前者2枚を選択
。5,6ターン目《地の封印》を連続キャストしても土地が4枚で止まってしまうナガシマとは対照的にワシミは《熟慮》表、裏《ボーラスの占い師》からの《スフィンクス啓示》を手札に確保《ジェイス》を+1と着実にハンドアドバンテージを広げて行く。7ターン目ナガシマは都合三枚目の《地の封印》をキャストと両者苦笑。だがここから土地を引きはじめ次のターンに《自由なる者ルーリク・サー》をプレイ。だがプレイにスタックしてキャストされた《スフィンクスの啓示》X4からの《クローン》をプレイ、対消滅とあっさりと対処される。次のターン《強迫》で見た手札も《修復の天使》が2枚、《先導者のらせん》が2枚、《ギルドとの縁切り》《変化+点火》《思考を築くもの、ジェイス》と非常に強力なもの、少考後《変化+点火》を抜き、《スラーグ牙》をキャストとワシミにプレーシャーをかける《ジェイス》に向かった《スラーグ牙》の攻撃は《占い師》からのブロック後《修復の天使》《明滅》のお馴染みのコンボにいなされるもナガシマも二枚目の《自由なる者ルーリク・サー》をプレイと引き下がらない。返すターンワシミは《自由なる者ルーリク・サー》のテキストを確認すると《思考を築くもの、ジェイス》の《最終奥義》を起動。それぞれのライブラリーの中から《霊異種》《オリヴィア・ヴォルダーレン》を選択する。《ギルドとの縁切り》で《自由なる者ルーリク・サー》を除去し《霊異種》《オリヴィア・ヴォルダーレン》をキャストする。この圧倒的な盤面を前にナガシマは自分の場にあるパーマネントをライブラリーへと戻すことしかできなかった。

ワシミ カズオ 2-1 ナカジマ マコト

第2回戦のフューチャーマッチは普段は関東最大のレガシー大会「AMC」主催者のアオキと「PWCC2012」優勝等の実績を持つサイダとの対戦。

Game 1

先手はアオキ。両者7枚でキープ
1ターン目アオキは《神聖なる泉》をタップイン。サイダは《草むした墓》を
アンタップインから《アヴァシンの巡礼者》をプレイ。
2ターン目《内陸の湾口》からの《復活の声》にサイダは渋い表情
サイダは《孤立した礼拝堂》から《忌まわしい回収》をキャストし
《大天使の霊堂》を手札に加えるとともに自らのデッキのアーキタイプを明かす。
アオキは《復活の声》でアタック後《聖トラフトの霊》をプレイ。
呪禁バントのような動きを見せる。
サイダは先ほど手に入れた《大天使の霊堂》をセットし4マナ立たせてエンド
アオキは少考後《復活の声》《聖トラフトの霊》でアタック。
これが通りサイダのライフは8。戦闘後《議事会の招集》を追加
青を含む2マナ立たせてエンド
サイダは構わず《スラーグ牙》をプレイ。これが許可されライフが13に
サイダのエンドフェイズにアオキは《スラーグ牙》に《送還》
サイダの場に残ったビーストトークンを見ながらアオキはすべてのクリーチャー
でアタック。戦闘により《聖トラフトの霊》を失うが9点のダメージを与え残り4
さらに《ドルイドの講話》をプレイし《聖トラフトの霊》の天使トークンを場に留める。返しのサイダは再び《スラーグ牙》をプレイしライフを9とする。
アオキは天使トークンのみでアタックし、サイダのライフを5とするが、
サイダの6ターン目《魂の洞窟》指定《天使》からの《静穏の天使》により
アオキの戦線は崩壊。一応《瞬唱の魔道士》からの《ドルイドの講和》フラッシュバックにより被害を抑えるが、自らのターンに《議事会の招集》をプレイするのみでターンを終えるアオキとは対照的に《根囲い》からの《屈葬の儀式》フラッシュバック《スラーグ牙》によりサイダのライフは10に。
次のドローを確認しアオキは投了。

アオキ チカラ 0-1 サイダ トシヒロ

Game 2

先手はアオキ。両者7枚でキープ
後手サイダが《草むした墓》から《アヴァシンの巡礼者》
アオキは《復活の声》とGame 1を彷彿させるスタート。
サイダは2ターン目に《死儀礼のシャーマン》を2体キャスト。
アオキは構わず《復活の声》でアタック。スルーされ、《寺院の庭》をアンタップイン3マナ立たせてエンド
サイダの《罪の収集者》は《本質の散乱》でカウンター
再び《復活の声》でアタック。スルーされ、《聖トラフトの霊》をキャストし
《繁殖池》を立ててエンド。
サイダの《酸のスライム》がその《繁殖池》を破壊する。
《復活の声》《聖トラフトの霊》のアタックに対し、先ほどから《死儀礼のシャーマン》の能力によりライフに多少余裕のあるサイダはスルー。
サイダのメイン《修復の天使》は《本質の散乱》でカウンター。
再びの《復活の声》《聖トラフトの霊》のアタックに対して《酸のスライム》
で《聖トラフトの霊》ブロックには《根生まれの防衛》を合わせられ、《酸のスライム》を失い、相手にクロックを増やされてしまう。
それでも《突然の衰微》により天使トークンを除去し、まだ次のターンがあると
思われた矢先、アオキのクリーチャー全軍突撃に《セレズニアの魔除け》の《巨大化》が合わさることで、《死儀礼のシャーマン》2体の力をもってしてもサイダに次のターンが来ることはなかった。

アオキ チカラ 1-1 サイダ トシヒロ

Game 3

サイダ初の先手。ワンマリガン後の6枚をキープ。アオキは7枚でキープ。
サイダは2ターン目《根囲い》をプレイ《魂の洞窟》を手札に、アオキは
3Game連続の《復活の声》スタート。3ターン目も《忌まわしい回収》
で《東屋のエルフ》を回収、キャストといまいちなサイダに対し、
アオキは《復活の声》をおかわり、サイダの4ターン目キャストした《スラーグ牙》に対しては《セレズニアの魔除け》を使用し、《スラーグ牙》をリムーブ《修復の天使》《屈葬の儀式》
による再利用を防ぐ、サイダは《復活の声》が2体いるため《魂の洞窟》指定《天使》からメインで
《修復の天使》と《アヴァシンの巡礼者》をキャストしエンド。
アオキは1ターン土地が詰まったがここで《氷河の城塞》をトップデッキ
4マナ立たせてターンを終える。引きが著しくないのかサイダはこのターンも《修復の天使》で攻撃し、《死儀礼のシャーマン》を追加してエンド。サイダのターンエンドにアオキがここまで一度も見せていなかった《ワームの到来》をキャスト。
また次のアオキのターンでも《情け知らずのガラク》をキャストし、
《死儀礼のシャーマン》を除去。すかさずサイダは《修復の天使》のアタックによりガラクを退場させるが、このターンも最初のほうから落ちていた《屈葬の儀式》フラッシュバック、対象《死儀礼のシャーマン》といまいちなもの。
これを見たアオキは、返しで全軍突撃。サイダのビーストトークンがアオキの
《復活の声》の行く手を阻むが構わず《セレズニアの魔除け》を《巨大化》で使用し突破していく。サイダもチャンプブロックや《死儀礼のシャーマン》の能力により必死に延命を図るも。アオキの《根生まれの防衛》によりワームトークンを《居住》され都合3枚目の《セレズニアの魔除け》による《巨大化》がアオキに勝利をもたらした。

アオキ チカラ 2-1サイダ トシヒロ

第1回戦のフューチャーマッチは昨年度GP横浜2012においてトップ8に4人を送りこんだ「Kiki-Pod」の製作者にして「関東ファイナルズ」「PWCC2013」優勝等の実績を持つエンドウと、同じ調整チームのイチカワの対戦

Game 1

ダイスロールの結果、先手を取ったのはエンドウ。エンドウが初手の7枚をキープしたのに対し、後手イチカワはワンマリガン後の6枚をキープ。お互いに細部の違いこそあるがナヤミッドレンジのミラーマッチ。この一枚差がどう響くか。
先手エンドウが1,2ターン目《アヴァシンの巡礼者》を2体キャストしたのに対し、
後手イチカワのファーストアクションは《復活の声》序盤の動きとしては悪くはないが、2体のマナクリーチャーにより5マナにジャンプしたエンドウがキャストしたのはナヤミッドレンジのフィニッシャー《雷口のヘルカイト》 一気にライフを引き離す。返すイチカワも《復活の声》で殴りつつ、
《忌むべき者のかがり火》X1によりエンドウのマナクリーチャーを一掃するが《雷口のヘルカイト》が止まらない。2回の攻撃によりライフはすでに7、対するエンドウはこのターンキャストした 《高原の狩りの人》によりライフは15、イチカワも 《ロクソドンの強打者》をキャストし地上の守りを固めるが《雷口のヘルカイト》に《セレズニアの魔除け》を《巨大化》モードでキャストされ投了。

エンドウ 1-0 イチカワ

Game 2

何とか星を取り返したいイチカワだが、ここで痛恨の先手ダブルマリガン。
5枚になった手札を渋々キープ。後手エンドウは7枚でキープ。
《踏み鳴らされる地》タップインのイチカワに対し、後手エンドウは《森》から
《東屋のエルフ》エンドウが1ターン目にキャストした《東屋のエルフ》こそ《火柱》で処理した
イチカワだがダブルマリガンの影響か何もキャストできないまま土地も3枚で止まってしまう。
相手がマナスクリューを起こしているうちに勝負を決めたいエンドウだが、
こちらもキャストできたのは《復活の声》,《アヴァシンの巡礼者》といささか攻め手を欠く。
イチカワの5ターン目にトップデッキした《ボロスの反抗者》で盤面を止めようと試みるも、
返すターンエンドウの《忘却の輪》により異次元の彼方へ、
次のターンにトップデッキした《ドムリ・ラーデ》も+1を使用し外れただけで
なく、エンドウがセットした《ガヴォニーの居住区》の加護により戦闘で
《ドムリ・ラーデ》を失ってしまいイチカワとしては踏んだり蹴ったりな展開となってしまう。
それでも《忘却の輪》を《忘却の輪》で対処し《ボロスの反抗者》を盤面に戻し
ダブルマリガンながらも粘りを見せる。
エンドウの《火打ち蹄の猪》キャスト後の《復活の声》単騎アタックに対し
《ボロスの反抗者》との相討ちを嫌い本体にスルー《ガヴォニーの居住区》起動によりイチカワのライフが9に。
8ターン目にして4枚目のランドとなる《寺院の庭》をアンタップイン後、
《復活の声》2体をキャストしエンド。
エンドウは少考したのち全てのクリーチャーをレッドゾーンに送り込む。
これを受けてイチカワは《ボロスの反抗者》で現在4/4の《復活の声》を
ブロック、《復活の声》2体で現在4/4の《火打ち蹄の猪》をブロック
現在3/3の《アヴァシンの巡礼者》をスルーすることを選択。
ブロッククリーチャーを確認したエンドウは《ガヴォニーの居住区》
を起動後《セレズニアの魔除け》を《火打ち蹄の猪》にGame 1と同じ
《巨大化》モードでキャストすることを告げると、
自分のライフが丁度0になることを確認し、イチカワは静かにカードを片付けた。

エンドウ 2-0 イチカワ


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