第1回戦のフューチャーマッチは昨年度GP横浜2012においてトップ8に4人を送りこんだ「Kiki-Pod」の製作者にして「関東ファイナルズ」「PWCC2013」優勝等の実績を持つエンドウと、同じ調整チームのイチカワの対戦

Game 1

ダイスロールの結果、先手を取ったのはエンドウ。エンドウが初手の7枚をキープしたのに対し、後手イチカワはワンマリガン後の6枚をキープ。お互いに細部の違いこそあるがナヤミッドレンジのミラーマッチ。この一枚差がどう響くか。
先手エンドウが1,2ターン目《アヴァシンの巡礼者》を2体キャストしたのに対し、
後手イチカワのファーストアクションは《復活の声》序盤の動きとしては悪くはないが、2体のマナクリーチャーにより5マナにジャンプしたエンドウがキャストしたのはナヤミッドレンジのフィニッシャー《雷口のヘルカイト》 一気にライフを引き離す。返すイチカワも《復活の声》で殴りつつ、
《忌むべき者のかがり火》X1によりエンドウのマナクリーチャーを一掃するが《雷口のヘルカイト》が止まらない。2回の攻撃によりライフはすでに7、対するエンドウはこのターンキャストした 《高原の狩りの人》によりライフは15、イチカワも 《ロクソドンの強打者》をキャストし地上の守りを固めるが《雷口のヘルカイト》に《セレズニアの魔除け》を《巨大化》モードでキャストされ投了。

エンドウ 1-0 イチカワ

Game 2

何とか星を取り返したいイチカワだが、ここで痛恨の先手ダブルマリガン。
5枚になった手札を渋々キープ。後手エンドウは7枚でキープ。
《踏み鳴らされる地》タップインのイチカワに対し、後手エンドウは《森》から
《東屋のエルフ》エンドウが1ターン目にキャストした《東屋のエルフ》こそ《火柱》で処理した
イチカワだがダブルマリガンの影響か何もキャストできないまま土地も3枚で止まってしまう。
相手がマナスクリューを起こしているうちに勝負を決めたいエンドウだが、
こちらもキャストできたのは《復活の声》,《アヴァシンの巡礼者》といささか攻め手を欠く。
イチカワの5ターン目にトップデッキした《ボロスの反抗者》で盤面を止めようと試みるも、
返すターンエンドウの《忘却の輪》により異次元の彼方へ、
次のターンにトップデッキした《ドムリ・ラーデ》も+1を使用し外れただけで
なく、エンドウがセットした《ガヴォニーの居住区》の加護により戦闘で
《ドムリ・ラーデ》を失ってしまいイチカワとしては踏んだり蹴ったりな展開となってしまう。
それでも《忘却の輪》を《忘却の輪》で対処し《ボロスの反抗者》を盤面に戻し
ダブルマリガンながらも粘りを見せる。
エンドウの《火打ち蹄の猪》キャスト後の《復活の声》単騎アタックに対し
《ボロスの反抗者》との相討ちを嫌い本体にスルー《ガヴォニーの居住区》起動によりイチカワのライフが9に。
8ターン目にして4枚目のランドとなる《寺院の庭》をアンタップイン後、
《復活の声》2体をキャストしエンド。
エンドウは少考したのち全てのクリーチャーをレッドゾーンに送り込む。
これを受けてイチカワは《ボロスの反抗者》で現在4/4の《復活の声》を
ブロック、《復活の声》2体で現在4/4の《火打ち蹄の猪》をブロック
現在3/3の《アヴァシンの巡礼者》をスルーすることを選択。
ブロッククリーチャーを確認したエンドウは《ガヴォニーの居住区》
を起動後《セレズニアの魔除け》を《火打ち蹄の猪》にGame 1と同じ
《巨大化》モードでキャストすることを告げると、
自分のライフが丁度0になることを確認し、イチカワは静かにカードを片付けた。

エンドウ 2-0 イチカワ


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